ライフ・シフト、人生100年時代、40代のおじさんはマルチキャリアを目指すべきか?
昨年の秋に出版された『LIFE SHIFT』という本を、電子書籍で試し読みしてみました。
私は40代、会社員。子育て真っ盛り。
考えさせられるところがありました。
いま進んでいる長寿化は、「20歳の人は100歳以上、40歳の人は95歳以上、60歳の人は90歳以上生きる確率が半分以上ある」とのことでした。
「100年ライフで何が変わるか?」
まず、働く期間が70代、さらには80 代まで伸びると述べられています。
そして、「仕事を長期間中断したり、転身を重ねたりしながら、生涯を通じてさまざまなキャリアを経験する ーそんなマルチステージの」生き方が提案されています。
日本でも終身雇用の崩壊が示しているように、私たちの親の世代に有効だったキャリアの道筋や、人生の選択が有効とは限らくなっています。60代で引退するつもりだった、現在40~50代の世代の人たちは、あと25~35年働くことになる可能性が高く、新しいスキルの習得が必要になりそうです。
すでに、マルチステージの道を始めている方々もいらっしゃるようで
週刊東洋経済 2017年7/22号 に特集が組まれていました。
(LIFE SHIFT(ライフ・シフト)実践編 日本人のための100年人生マニュアル)
ちらっと見ただけですが、こんなにも
たくさんの方がさまざまな働き方を
始めている!勇気づけられます!
週刊東洋経済 2017年7/22号 [雑誌](LIFE SHIFT(ライフ・シフト)実践編 日本人のための100年人生マニュアル)
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2017/07/15
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る
『一流の学び方―知識&スキルを最速で身につけ稼ぎにつなげる大人の勉強法』
という書籍も「人生100年時代を勝ち抜く最強のスキル」という帯で「LIFE SHIFT」が
時代の流れという前提で書かれている印象を持ちました。
この本は、3000人のコンサルタントをトレーニングしてきた著者が導き出したメソッドが紹介されています。「すばやくスキルや知識を身につけ」「それらを稼げるレベルにまで高め」るメソッドです。
学びには4つのステップがあり
「概念の理解」
「具体の理解」
「体系の理解」
「本質の理解」
のステップを踏んでいく学び方で、チャートや電子書籍を活用した学習方法も紹介されており、参考になりました。
マルチステージ、マルチキャリアを進んでいくにあたり、このような学習方法を習得することは、新しい職種を選択するときに重要になってくると感じました。
『LIFE SHIFT』が示す長寿化については、日本の人口構造の変化が気になります。
若い世代は人口が減少する一方です。
このことは、経済が縮小傾向になるのではないかと主張する次の書籍に賛同します。
ちょっと衝撃を受けましたが、あり得る!
『2020年「絶望の時代」がやって来る』
いずれにせよ、私自身は40代で生き方を考え直す時期に来ているのかと感じております。